旧車CBR250FとNDロードスターで九州うろうろ

バイクや車で出かけた場所の紹介とちょっとしたつぶやき

熊本地震復興バスツアー(阿蘇神社編)

阿蘇神社へ行くのは2度目です。

震災の2週間ほど前にツーリングで初めて行ったのですがその時の印象は

屋根が重そう~(楼門を見ての感想です)

だったのですが本当に重かったみたいで震災でぺしゃんこつぶれたようです。

日本三大楼門の一つだそうですが信仰心がないのですみません💦

 

今回はその楼門の再建中の足場の中に入ることができました。

写真撮影も可能でしたがSNSなどの掲載は不可!と言われましたのでこの写真で

工事のために楼門は覆われてますがこんなに大きかったっけ?

復旧工事は使用可能な部材はそのまま利用しているそうです。

銅板屋根がまだピカピカでピンクゴールドに輝いてましたよ。

来年には上層部から多いがとれるそうですが火山灰などの影響もあるので輝いた銅板屋根を見られる期間は短いでしょうねと説明がありました。

足場から乗ってきたバスを見てみた

奥の方に見えるのは外輪山!

 

楼門の見学が終り権禰宜さんに案内されながら拝殿の前に

想像以上に参拝者の方々多いです。

皆さん何を願ってるんでしょうねー

権禰宜さんがサクサク歩くので参拝してません(笑)

 

説明受けてる最中

一の神殿

一の神殿は外から見ると被害が無いようですが内部を部分改修しているそうです。

新しい木材と古い木材。文化財なので大事に修復されてますね。

 

この後、斎館と言う場所で権禰宜さんがPowerPoint使いながら宗教がらみの文化財の復旧の難しさの説明を受けました。

 

阿蘇神社は文化財指定を受けている建物については公的な補助金を利用できるようですがそれ以外の部分については宗教が絡んでくるので阿蘇神社が費用を確保する必要があったそうです。

 

震災直後は阿蘇神社も被災者なのにメディアが押し掛けるのでその対応に追われて片付けなどできず大変だったけど、そのおかげでクラウドファンディングのことが広がり改修費用を集めることができたので結果的に良かったのかな~と苦笑いしながら権禰宜さんが話してましたよ。

 

今回の復興バスツアーの最後は阿蘇大橋近くの旧東海大学入り口です。

この写真だと何ごともなかったように見えますが

ここへ来る途中の車窓からの景色

まだまだ手つかずの場所が沢山あるんです。

 

自然災害は規模が大きく復旧工事も簡単には進まないということを学んだバスツアーでした。